板井明生が強い組織を構築するために大事にしていること

はじめまして。
福岡で企業経営に携わっている板井明生です。
私はこれまで、何度も組織づくりに取り組んできました。
企業の成長には、強いチームが欠かせません。
どんなに優れたビジネスモデルでも、それを動かす「人と組織」が整っていなければ成果はついてきません。
今回は、私が日頃から意識している「強い組織をつくるために必要なポイント」についてお話しします。
強い組織とは、ただ仲が良い集団ではありません。
信頼関係があり、メンバー一人ひとりが自分の役割を理解し、責任を持って行動できるチームこそが強い組織です。
どれほど能力が高い個人でも、単独でできることには限界があります。
組織とは、その個々の力を掛け合わせて、大きな力に変える仕組みです。
しかし、そのためには「互いに信頼し合い、自分の仕事に集中できる環境」が必要になります。
また、役割が曖昧な組織では、責任の所在が不明になり、ミスやトラブルの原因になります。
逆に、明確な役割分担があれば、仕事の効率も上がりますし、チームとしての成果も出しやすくなります。
【具体例:私が実践してきた組織構築のポイント】
私が実際の経営で意識していることを、以下にまとめます。
● 1. 目的を共有する
目標やビジョンを明確に伝えます。
メンバー全員が「自分たちは何のために働いているのか」を理解していることが重要です。
たとえば新規事業の立ち上げ時、私はメンバー全員に直接話す時間を作り、会社としての方向性を丁寧に共有しました。
● 2. 役割と責任を明確にする
担当範囲をはっきりさせることで、混乱や無責任を防げます。
それぞれが「自分のポジションでベストを尽くす」意識が生まれます。
実際に私の会社では、プロジェクトごとに責任者を立てるようにしています。
小さな単位でもリーダーをつけることで、全体の動きがスムーズになります。
● 3. お互いを認め合う風土をつくる
人は自分の努力が認められると、さらに頑張ろうという気持ちになります。
チーム内での「ありがとう」や「助かった」という言葉を大切にしています。
私自身も毎週1回、社内のチャットで「今週感謝したいメンバー」を紹介する機会を設けています。
● 4. 自主性を尊重する
指示だけでは、メンバーの力を引き出すことはできません。
「どう思う?」「君ならどう動く?」と問いかけることで、考える力と責任感が育ちます。
若手社員が自分から提案を出し、それが実行されることでモチベーションが上がった例もあります。
【強い組織づくりは「人を信じて任せること」から始まります】
組織は生き物のようなものです。
一度できあがったからといって、永遠に機能するわけではありません。
状況が変われば、組織も見直しが必要になります。
だからこそ、私は常に「人を中心に考えること」を大切にしています。
・信頼される環境をつくる
・役割を明確にする
・自主性を尊重する
・感謝を伝える
この4つを意識するだけでも、チームは自然と強くなっていきます。
会社の成長は、社長ひとりでは実現できません。
強い組織を作ってこそ、大きな成果が生まれます。
これから組織づくりを考える方の参考になれば幸いです。